12月に入ると、何とはなしに気忙しい気分になります。 と同時に、何とはなしに今年の総括をしてみたい気分にもなります(^^) 今年は何もかもが例年と違う年でしたね。 生活全てがコロナ中心。 学校も仕事も…悲しい思いをされた方がたくさんいらっしゃいます。 その一方で、人の優しさに触れることの多かった年のようにも思います。 先日、私達は埼玉の特別支援学校の中学生の皆さんに、音楽とお話をお届けしました。 「少しでも楽しい気持ちになっていただけたら」 そんな思いで臨んだコンサートでしたが、目を輝かせながら演奏やお話に聞き入り、手拍子をする皆さんの姿に、そしてプレゼントの色紙に、たくさんの元気をいただいたのは私達の方かもしれません。 なかなかコンサートも開けない中、こんな素敵な時間を作っていただきましたこと、感謝の気持ちいっぱいで帰途に就きました。 まだまだコロナが猛威を奮っています。 けれども、笑顔が人の気持ちを前向きにすることを逆に教えられたひとときでした。 参加してくださった生徒さん、そして先生方、本当にありがとうございました。 今回聴覚過敏の娘も連れていき、会場の片隅で一緒に参加させていただいたのですが、娘のふと漏らしたひとことが、なかなか気の利いたコメントだったので、最後にその言葉を載せますね。 「音ってね、頭に響くと痛みになるけど、心に響くと感動になるんだよ」
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