3月21日が、目前に迫ってきました。
今回は、二本立てでお送りするので、準備も色々。
例えば、「ぴっころ♪コンサート」は、小さなお子様メインのコンサートなので、
つかみが肝心!
さあ、ちびっ子達の心を虜にするために、導入も工夫しました。
また、歌に合わせて踊ったりもします。
まあもちろん、スパイダーウォークしたりボディウェーブしたりなんていう、きれっきれのダンスではないですけどっ(笑)
いよいよ明日は、本番前の最後の合わせです。
ここだけの話ですけどね。
前にこのブログで、「私の娘が、いつもピアノとチェロの響きに癒やされている」という話をしたけれど、実はあれ、娘だけじゃなくて、私もそうだったりするのです。
合わせの度に、ピアノとチェロそれぞれのソロ、あるいはデュオを生で聴けるという
特権を堂々と享受しちゃってます。
それにね。
これもここだけの話。
二人は当然のことながら演奏家です。
音大で学び、「おはなしムジカ」を結成する前からずっと音楽活動をしていました。
一方の私のそれまでは、生きにくさ、学びにくさを抱えた子供達と過ごしたり、教壇に立ったり、時々司会業をしたり、時々ものを書いたり。
文学や言葉に関しては、それなりの自負、矜持を持っていたけれど、
音楽に関しては、「大好き」ってだけで知識もありません。
だから合わせの時。
朗読以外の時間は、私は完全に観客に徹します。
一観客として、感じたことは話すけれど、大概は「おおっ」と思いながら聴いています。
だって、二人の話、たぶん半分くらい、ついていけないもん。
「そこ、ユニゾンにした方がかっこよくない?」
「いいかもね。ちょっとやってみよう」
とか、
「ちょっと気になるとこがあるんだよね」
「ここの部分じゃない?私もちょっと気になった」
とか、
「アッチェレランドにしてから、すぐにインテンポにしてもう一度」
「わかった」 とか。 あ、もちろん私も、ユニゾンもアッチェレランドもインテンポも知っとりますよ。 一応これでもクラシックギターを習ってるもん。(って、いばるとこじゃないけど~) なんていうのかしら、そういう音楽用語も含めて、曲の解釈について、どんどん意見を出し合って、 それをすぐに音にして、周りの色を一変させてしまう二人に関して、素直に「かっけー!」と感動してしまう自分がいます。 きっと何年経っても、「かっけー!」って思っちゃうんだろうな。 そして「何だかよく分からないけど、いいなあ、この音楽」って感じる心を、これからも私自身大切にしていこうと思ってます。 さあ♪ もうすぐコンサート本番です。 一人でも多くのお客様に楽しい時間をお届けしたいな♪